私がなぜ宅建という資格を取ろうと思ったのか、なぜ宅建という資格を取るために諦めずここまでやれたのか、なぜ宅建に合格する事ができたのか、今から書くこの合格体験記に私が体験・経験・学んだ事を、できる限りこれから宅建ゼミナールで宅建を目指そうと頑張ろうとする人のために伝えたいと思います。
私には本当はもともと取りたい資格があり宅建には全くもって興味がなく、むしろ宅建って何だ?!っていう宅建の資格自体知らなかった、本当のゼロからのスタートでした。
ちょうど2年前の5月から宅建の講座が始まり、何をやるのか、何を学ぶのか、右も左もわからず、なんとなくの気持ちで友達と講義を受けていました。
最初、櫻井先生や高杉先生に相談などをして毎日図書館で講義の復習は頑張ってやっていたのですが、その復習も自己流でただがむしゃらにやっていたので、よく講義の内容も理解しておらず勉強をしても時間ばかりすぎる毎日でした。
いわゆる、ただ自己満足の勉強内容だったのです。
そしてそのまま9月までズルズルといってしまい・・・・・・、この時になってようやく私は気づいたのです。いやっ・・・・・・、気づかされたのです。高杉先生に・・・!
宅建という国家資格を取るための心構えを!「本気」になるという本当の意味を!この時から高杉先生に指摘された講義への受け方、勉強をやる姿勢、勉強のやり方、全てを変えていったのです。
しかし試験まで残り一ヶ月。私も気づいたのが遅かったのですが、やるしかないと思い、できるだけの事は頑張りました。
そして試験当日・・・・・・、かつて今までに味わった事のない緊張感に襲われました。
今までやってきた事を全部出してきてやろうと気合いが入りすぎ、さぁ問題用紙を読み始めた瞬間です。なぜかだんだん頭の中が真っ白になっていったのです。
自分が何の試験を受けているのかさえわからなくなるくらいのパニック状態に陥り、あっという間に2時間が過ぎ、試験が終わってしまいました。そして自己採点結果23点・・・・・・、不合格!ショックもありましたが、しかし当然かという納得の点数でした。
高杉先生のいう「本気になる」というのが遅かったのだから間に合うはずがない、受かるはずがない、と思いました。
しかし、この1年間で得たもの、失敗して学んだ事は私にとってとても勉強になり私に何らかの大きな変化をもたらしました。
僕はこの時決めたのです。必ず来年宅建を取ってやろう!と。そして来年この1年間の経験を生かし、また宅建ゼミナールで宅建を挑戦しようと心の中で強く誓いました。こんな形で私の宅建1年目の挑戦が終わりました・・・。
そして、私の2年目の宅建の挑戦が始まったのです。1年目の時になかった「本気になる」ということを改めて心に誓い、第一回目の講義から講義に対する姿勢が本気でした。
宅建の試験勉強というのは、まず予習よりも講義の復習が何よりも大切です。
でもその復習にはきちんとしたやり方があります。去年私はその勉強のやり方を自己流でやってしまい、大きく出遅れてしまい、不合格という結果に終わったのだと思います。
まず始めに「要点まとめ問題集」。最初の時期はテキストの次に大切と言ってもいいのが、この「要点まとめ」だと思います。何気ない小さい本で何百ページとある穴埋め問題だから手にかけにくいと思いますが、私はもうまるまる全部暗記するくらい取り組みました。食事中でも、寝る前のベッドの上でも、地下鉄の中でも、どんな時でも「要点まとめ!」。
テキストを理解し、テキストを頭の中にたたきこむためには、この「要点まとめ」が一番大切なのです。そして次にやるのが過去問。もう私は何回あの10年分の過去問を解いたのでしょう・・・・・・。正直数えられません。
過去問の色が変わりボロボロになるまで使い込みました。もうわからない問題がないっていうそれくらいやりました!
むしろこれから宅建を受ける方も合格するためには、それくらいやらなければダメだ、と櫻井先生と高杉先生に言われると思います。そして最後に宿題と。私は宿題に関しては「要点まとめ」と「過去問」が全部わかった上での確認テストとしてやるようにしていました。
要点まとめ → 過去問 → 宿題!私は講義後の復習はこのやり方でやっており、このやり方が一番効率のいい復習だと思います。
宅建の勉強を続けていると、いろんな問題を解いていると、誰もがわからない問題や必ず疑問に思う事が出てきます。
これは宅建の勉強をしている全員が絶対にぶち当たるものです。
私は毎回の講義後に、いくつもの問題を櫻井先生にわかるまで納得するまで聞いていました。
多分何回も同じ事を聞いていた問題もあったでしょう・・・・・・。それでも櫻井先生は私に優しく丁寧にわかりやすく教えてくれました。「ここは大事です!」「ここは試験に出ます!」と先生が言ったところや先生に聞いた箇所は、先生の言った通り試験に出たのでホントに感謝しています。
私は2年目という事で、勉強をやればやるほど試験日が近くなればなるほど、どんどん不安になっていきました。
この時、既に不動産関係の就職先も決まっており、今年は絶対に必ず受からなければならなかったのです!学生の今でさえ宅建の勉強は大変なのに、社会人になって働きながら勉強をするなんて考えられなかったので、こんなつらい思いをするのは絶対に今年で終わりにしたい、何がなんでも今年絶対に受かりたい、という気持ちで、「最後まで諦めない!」この気持ちをずっと持ち続けました。
そして、私が宅建の勉強を通して一番悔しくてつらくて心に残っているのが、答練の4回目のときです。
自分でも何が何だかよくわからなくて、1・2・3回目は順調に点数も取れていたのですが、急に点数がガクッと下がる27点という結果・・・・・・、私はあまりのショックで本当に言葉を失いました。
あんなに勉強をやったのに、あんなに自信があったのに、なぜ?!という、自分に対するイラ立ちと悔しさと情けなさで、家に帰って今まで我慢していた涙が一気に溢れてきました。この時はもうとにかく泣きました。
この時だけはもしかしたら今年も・・・、という諦めの一文字すら見え、何もかもやる気がなくなってしまいました。
しかし、こんな時、どんな時でも私の心の支えになってくれたのが高杉先生でした。
私は高杉先生にどれだけ相談したのか、どれだけ頼ったのか、もうこの宅建の勉強期間は自分の親のように頼りました。
高杉先生にも自分の仕事が山ほどあるにも関わらず、私の相談を嫌な顔一つせずずっと聞いてくださり、本当に感謝しています。
高杉先生の実際話される一つ一つの言葉、今まで頂いたメールの全ては本当に私の気持ちの不安を取り除いてくれるものばかりでした。私は本試験にも負けない、どんなにつらい事にも立ち向かっていける精神力が身についたと思います。
1年目の時は、本試験の問題を見ただけで頭が真っ白になっていた自分が、この時はもう強い精神力、今までずっと諦めず勉強を続けてきたという忍耐力がつき、どんな問題でもかかってこいという、これだけやったんだ、という自信に満ち溢れた精神状態で本試験にも望む事ができました。
私はこの2年間の宅建の勉強をしていて思った事は、本当に宅建に合格しようと思ったら、それなりの覚悟が必要だということです。もちろん学生だから友達と夏休みいろんなところに行って遊びたい気持ち、彼女を作りたい気持ち、バイトしてお金を貯めて好きな物を買いたいという気持ち、それらの欲があるのは十分にわかります。
しかし、宅建が本当に欲しいのならば、本当に受かりたいのなら、それらの欲を捨て、全ての時間を宅建の勉強に費やさないと、宅建合格という夢はつかめません!
私は学生生活2年間もの夏休みを宅建勉強に費やしました。宅建という資格は遊びと両立してできるほど甘くはありません。
私はそれを経験してきたから言えます。
確かに、せっかくの友達からの遊びの誘いを何回も断るのは正直私もつらかったです。
それでも私の周りの友達は私を応援し続けてくれて、「試験終わったらいっぱい遊ぼう!それまで頑張れ!」と言ってくれ、この言葉はとても励みになりました。
全ては宅建合格のため!宅建に受かれば天国、落ちれば地獄、試験が終われば死ぬほど遊べる!こう思ったら意地でも頑張るしかないと思えたのです。
もちろんここまで私が頑張れたのも、私が宅建に合格できたのも私一人の力ではありません!
櫻井先生、高杉先生、両親、親戚、友達、私の一番の親友、そして大切な人、みんなの協力のおかげで私は宅建に合格できたと思っています。
そして、これから宅建ゼミナールで宅建を受けようとしている人のために必ずこれだけは覚えて実行して欲しい事があります。
それは、
@ 宅建の講義は必ず休まず受講し遊びたい気持ちは最大限に我慢する事!!
A 講義の復習は効率よく正しいやり方で次の講義までにきちんとやる事!!
B わからない問題はそのままにしておかず納得するまで櫻井先生に聞いて自分がわかるよう になるまで何度も繰り返し問題を解く事!!
C 先生方とのコミュニケーションは十分にとる事!!
D 点数がどんなに落ちて悪くても、どんなに点数が伸びなくても、どんなにつらくなっても宅建に合格するんだという強い気持ちを持ち続けて最後まで諦めない事!!
これさえ自分に言い聞かせて宅建に望む事ができれば、宅建に合格する事はそんなに難しくありません!
そして本当に宅建が欲しくて最後まで頑張れる人は、櫻井先生と高杉先生が全力を尽くし、合格に導いてくれます。信じてください!先生達二人はそれほど「宅建」という資格に関しては自信を持ってやっています!
私の大学で、これから宅建ゼミナールで宅建を目指す方、これから全国で宅建を目指そうとする方、むしろ宅建に興味がない方にも、こんな素晴らしい学校があるんだ!こんなに素敵な先生達がいるんだ!と是非知ってもらいたい!!
私がはっきりと本当にこれだけは自信を持って言えます。
「宅建を目指すなら、迷わず宅建ゼミナールへ・・・・・・!」
そして今まで生きてきた中で一番と言っていいほど私が嬉しかったあの瞬間、今でも忘れません!
朝一番に高杉先生から電話で「受かったぞーーー!!」って!今思い出すだけでも鳥肌が立ちます。
私の中で最高の思い出です。
そして、その夜先生達に会いに宅建ゼミナールに行ってドアを開けた瞬間です。
パンッパンッとクラッカーが鳴り「おめでとーーー!!」と先生達二人が迎えてくれました。2年間諦めず宅建の勉強をやり続けた事、今までの本当に苦しくてつらかった事、今までの事を思い出したら、もう涙が止まりませんでした。
「人は努力をすれば必ず報われるんだ!」ということを身を持って体験し、証明することができたと思います。
結果的に2年間の学生の夏休みを遊ばずに宅建の勉強に費やしましたが、私は全く後悔していません。
遊んで学生生活が終わるよりも、学生のうちに死ぬほど勉強する経験が出来てよかったです!
2年前、あの何気なく高杉先生に話しかけて宅建を受ける事を勧めてもらったことを心から感謝しています。
宅建を通じて、私は宅建の勉強の他にもいろいろな事を学び、人間としても大きく成長できたと思います。
学生ならでは、いや・・・、学生だから経験できた事だと思います!
まだ自分が国家資格を取れたなんて全然実感がなく信じられません。
しかしこれから社会人になって働くようになってから、きっと宅建という資格の貴重さを理解することができるのだと思います。
本当に学生のうちに取っておいて良かったです!
櫻井先生!高杉先生!こんな出来の悪い問題児の私を「宅建合格」に導いてくれて、本当に本当にありがとうございました!!
僕は・・・・・・、宅建ゼミナール、先生達のことが大好きです!!!!!!!